ヨコハマトリエンナーレ2017。前々回(2011年)は行って前回(2014年)は行かず。3年に一度のトリエンナーレ、あいちトリエンナーレも行ってますが、3年って結構自分の環境も変わっていたりして、前はこうだったなぁと思い出すきっかけにもなっています。今回は最終日に駆け込み。会期が長いと結局ギリギリになってしまう癖あり。

横浜美術館前の柱がカラフルに飾られていてとてもキレイです。近づいてみると、それが使用済の救命胴衣で壁に展示されているのが救命ボートだと気付く。その瞬間、ぞわっとしました。難民問題を扱ったインスタレーションでアイ・ウェイウェイさんの作品です。

入り口を入ると写真の巨大なしめ縄のような作品。竹で編まれています。これ、どうやって?まず作成方法が気になります。撮影OKの作品で多くの人が写真に収めていました。1階ロビーには階段状のセットが組まれていて、作品を見ながら2階へ行けるようになってます。大型の作品が多く見ごたえあります。かなりのボリュームでちょっと疲れました。美術館は集中してる見るからなのか何なのか、疲労度高い。ライブのほうが楽。

良い天気なので赤レンガ倉庫の会場までぶらぶら散歩。赤レンガでグルメイベントをやってたこともあって、人出も多かった。こちらでは上の階に上がっていくつかのスペースに分かれた展示を鑑賞。真っ黒に塗られた本が並んだ作品や、懐かしい感じの部屋が再現されている「おばあちゃんの家」など印象に残りました。アジアの作家も面白い人が沢山いますね。

もう一つの開港記念館の会場は行けずに残念。赤レンガの外に出ると大型の客船が入港してくるところが見られてラッキーでした。夕暮れの赤レンガ倉庫自体がアート。古い建物は美しいなぁ。次は2020年。また行きます。