1966年のル・マン24時間耐久レースで王者フェラーリに立ち向かうフォードのお話。フォードはものすごい資金を投入してもル・マンで勝てず、元レーサーのキャロル・シェルビーに優勝を託すが…。シェルビー役のマット・デイモンもいいんだけど、彼がチームに参加させるドライバー、ケン・マイルズ役のクリスチャン・ベールがめちゃめちゃ良い!天才肌で不器用で家族思い。二人の関係が描かれつつ、レースの裏にある企業戦争もいい感じに絡んでてダレない153分。

しかしル・マンに8台エントリーとか、フォードってどんだけ~な財力だよね。今はなき6キロのストレートもあるコースにワクワク。レースやマシンの事が分かれば分かるほど楽しめるかも。そしてこの映画、音楽も良い。エンジン音を楽しむためにもIMAXで観るべきだったなぁと後悔。は~インディの開幕が待ち遠しい。