「罪の声」観てきた。洋画の公開が軒並み延期になって邦画ばかりになってきてる。年末に向けて映画館は厳しそうだなぁ。

グリコ・森永事件を題材にした同名小説が原作。この事件が起きた時、自分は中学生か高校生だったのかな。連日報道されてたし、毒入りのお菓子が置かれたコンビニが近所だったこともあって、とても印象深い事件。

読んでないけど原作面白いんだろうな~と思った。子どもの声に目を付けた時点ですごい。コピーにもあるようにあれから35年。この事件自体知らない人が沢山いるでしょう。知らない人がどう感じたのかが知りたいなと思った。あと関西の事件だったので近い地域でないところの報道は少し違っていただろうとも思う。結構事件を知っていないと楽しめない作りかもしれない。知識ありきな感じでお話が進むので。

星野源と小栗旬始め、キャストは皆とても良い。野木さんの脚本も間違いない。でも何か、何なのか分からないんだけど物足りなさを感じてしまった。一方で、「阪神パーク」とか「レオポン」とか懐かしい言葉が出てきて嬉しかったのも確か。