Queenの映画大ヒットしてますね。私が行った時もほぼ満席。老若男女でいっぱいでした。音がいいところで…ということでIMAXで観てきました。

隣の席の人はオープニングからハンカチを手に泣いている様子。とにかく「泣ける」という前評判だったので「おお、やはり泣いてる人いるのね」みたいな。結論から言うと、私は泣くというよりも、フレディがもうこの世にいないことが心から悲しくてしんみりしてしまいました。あの歌声はもう二度と聞けないんですよね。。

クイーンのファンではなくても好きな楽曲も多いし、80年代に洋楽を聞いてきた世代。大体のことは知っていて映画を観ています。脚本として変更してる部分もあるでしょうが、それでもバンド内部の事情などはこの映画で初めて知ることもあり。フレディ役の人があまり似ていないのはちょっとうーんという感じでしたが、LIVE AIDをラストに持ってくる作りはいやがおうにも感動させられます。エンドロールでも席を立つ人がいなかったです。多分、クイーンを知らない世代の方が泣けるのではないかなと。

この映画が公開されると知って最初に思ったのは、高校生の時の熱狂的なクイーンファンの友人のこと。「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞も、フレディがソロを出した時のことも、全部その子から話を聞いて知りました。彼が亡くなった時、もう会ったりしなくなっていたけれど、どれだけ悲しんだかと思ったものです。今日はフレディの命日。友人もきっと劇場でこの映画を観てるんだろうなぁ。