今更ながら「ケイゾク、SPEC、カイドク」を読んでみた。
コロナ影響で家で旧作ドラマを観ることが増えた。プライムで一連の「SPEC」作品を観終わった頃に、なんと地上波でも放送されて結局また全部観た。これが10年前というから驚き。ケイゾクはもう20年も前なのか。当時めちゃくちゃのめり込んだドラマ。
この本もケイゾク、SPECの沼に落ちたライターの木俣さんが書いたもの。ケイゾク、SPECとは何だったのか、えっ、そこまで裏読みする?ってくらいマニアックにカイドクしている。植田さんのインタビューもあり。
「金田一少年の事件簿」の演出が堤さんで、すごく好きなドラマだった。その後、植田さんと組んだケイゾクにはものすごく影響されたなぁ。あのドラマは奇跡だと思う。舞台挨拶付きの映画試写会にも行った。当時はまだネットもBBSとかで、ファンの人が書き込みしてたのが懐かしい。
SPECもドラマは良かったが、映画はどんどん話が大きくなって広げ過ぎ感があった。ケイゾクも映画はイマイチだったし、ドラマでやるのが正解な気がする。そのSPECの次は配信作品としてSICK’Sが作られた。有料なので最初だけ観て、その後は観てなかった。最近、最後まで観てやっぱりこれは配信向けの作品なんだなと思った。こっちが歳を取ったのかもしれないが、SICK’Sにはあまり入り込めなかった。スピンオフ的な「サトリの恋」は良かったのにな。あ、でも主題歌は相変わらずカッコいい。
更にこの先も続きがあるみたいだけど、どうなるのか?スペックから離れて、主人公も刑事でやって欲しいんだけど。ちゃんと西荻さん脚本で。無理だな。